「迷ったらワクワクする方を選ぶ♡」の罠

「迷ったらワクワクする方を選ぶ♡」の罠

一部の女性には、「迷ったらワクワクする方を選ぶ♡」という基準があるみたいですが、仕事やビジネスでこれをやっていいのは、感覚が優れている人だけだと思います。

(趣味や遊びなら、ワクワクや直感はアリですね!)

 

YESかNOか?AかBか?で迷うことがあると思いますが、ワクワクを基準にしない方がいいです。

ワクワクは継続しないからです。

 

なので、ワクワクが落ち着いてしまったタイミングで、「あ、選択ミスをしたかも」「やっぱりちがうかも」と思ってしまうんですね。

ワクワクを基準にしてしまうと、時間の経過とともに、選択ミスという結論になってしまいます。

 

楽しめるか?楽しむつもりはあるか?

YESかNOか?AかBか?何を選ぶかは大事ですが、楽しめるか?そもそも楽しむつもりはあるか?ということの方が大事です。

 

 

「楽しいはずだったのに…」という残念な気持ちになってしまった経験は、誰でも一度はあると思います。

思い返すと、それって最初の時点でほぼ決まっていたのだろうな、と。

 

楽しかったら楽しむのではなく、楽しめる自分であるかどうか、どんな状況でも楽しむつもりかどうか。

このあたりはスキルだと思います。

楽しむつもりがない人、主体的ではない人は、何を選択しても不満が残ります。

 

事件レベルの出来事でなくても、ちょっとした「予想外なこと」で一気にテンションが下がってしまうこと、ありますよね。

思ってもみないことが起きたとき、この楽しむスキルは役に立ちます。

 

私の周りには、ビジネスも仕事も、趣味も遊びも、心から楽しんでいる方たちが多いのですが、「楽しい」ということに対して主体的なのが共通点だと思います。

「楽しい」に対して受け身ではなく。

 

人を選ぶときの基準

人を選ぶ、と言うと偉そうですが・・・どんな人とお付き合いしていくのかって、とても大事ですよね。

「人はひとりでは生きられない」なんて言いますが、その通りで、日々、誰かと関わっています。

その中で、100%は無理でも、お付き合いしていく人は選ぶことができると思うんです。

 

お付き合いする人の中には、あなたの周りにはあなたにいろいろアドバイスをしてくれる人がいると思います。

また、あなたがアドバイスをしてくれる人を探しているかもしれません。

最終的に何を基準に選んでいますか?

イメージや雰囲気で選んでいませんか?

 

ワクワクを基準にしてしまう人でよくあるのは、イメージや雰囲気で選んで失敗するパターン。

見せかけに騙されて後悔コースです。。。

 

有名で人気でお金持ちに見えて幸せそうな起業女子のセミナーに行って、失敗した人の話がネットにたくさんあります。

「5万円の価値はなかった」とか「30万円の内容ではなかった」とか。

 

「価値のないものを売るなー!」「内容が薄すぎるー!」と言いたくなるのもわかりますが、それをいくら叫んだところで価値のないものを売る人はいなくならないですし、内容が薄かろうが売る人は売ります。

(自分のモヤモヤを外に出すことで気持ち的にすっきりすると思うので、それはアリだと思います)

 

そういうことを平気でする人の性格はなおらないので、自分の選択基準を変える方が話が早そうですね。

 

「苦痛」も「楽しい」もつくりだしているもの

ワクワクするとか、心から楽しいと思えるのっていいですよね!

私も好きです。

ただそれを何に求めるか?ですよね。

 

また、困難な場面に遭遇したとき、ひたすら苦痛と感じるか、好転させていく過程に楽しさを感じるか、これも自分次第だなーと。

「あ、楽しいって周りの人や状況ではなく、自分がつくりだしているんだな」と思うこともあり。

反対に、苦痛やつまらないも自分がつくりだしているんですよね。

夢の国にいても不機嫌な人がいるように。

 

これは、無理矢理ポジティブに変換しよう!ということではなく、もっと根本的なところで考え方を進化させていったらいいのでは?ということですね。

そうすると、ワクワク基準に頼らなくてもいろいろなことが楽しめるような気がします。

ワクワクを基準にする人は、自分がない人なのかも。(ちょっと厳しいかな…)

 

「ワクワク=楽しい、はずなのに・・・(後悔)」をもう経験したくない人の参考になれば幸いです。

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