このブログを書いているのは、2019年1月です。
「キラキラ起業女子」という言葉が意外にまだ使われているという印象です。
キラキラ起業のブームは去って、その実態が暴かれるという次の波があり、キラキラ起業女子という言葉が使われ続けているというのもあるのでしょうね。
一次情報は貴重だけど
どんなことでも、その人が実際に体験した一次情報は、他の誰も語れないですし貴重です。
体験から何を得てどう思ったのか、書くことで誰かの役に立つこともあると思います。
でも、気になることもあります。
(気になったことを書くブログなので)
キラキラ起業に関して、一次情報から展開していく考えについてです。
例えば、
- 高額は悪
- メルマガは悪
- 起業は悪
というのはちょっとちがうのでは?と思うのです。
実際に何かを経験した人がいて、「私はこう思う」と考えを発信するのは自由です。
それがブログですし、それがSNSです。
文字にして残すことに抵抗があったかもしれないですし、勇気もいることだと思います。
それを乗り越えての発信は真似できません。
■高額は悪?
ただ、高額が悪なのか?というとそうではないと思うんですよね。
その人にとって受けたサービスの金額と中身が伴っていないことが悪で、その金額が高額だったということだと思います。
それが、いつの間にか「高額が悪」だけが独り歩きしていないかな、と。
■メルマガは悪?
メルマガも同じです。
例えば、騙されたと感じたことがあり、それをたどっていったらメルマガが入口だったということもあると思います。
メルマガですっかり騙された、と。
でも、それはメルマガが悪なのか?というとそうではないはずです。
メルマガを配信している企業もたくさんありますが、企業のメルマガが悪にはならないですよね。
個人配信のメルマガは悪だけど、企業配信のメルマガはOKなんていうことはないです。
■起業は悪?
起業したいと思って、起業女子のメルマガに登録して、高額コンサル(セミナー・起業塾)に参加したけど、散々な結果だった。起業は悪だ。
・・・と、最終的に起業は悪のようになってしまうのも、ちがうのでは?と思います。
自己責任論はたくさん語られていると思うので、そうではなく、論調がだいぶ変わってきていないかな、と。
冷める起業熱の理由は
2018年はキラキラ起業の経験談や暴露系ブログをよく見かけました。
その影響で、起業したいと思っていたけど、「どうやら”悪”だからやめよう」と思った人もいただろうなーと思います。
何も起業が人生バラ色になるとは言いませんが、選択肢の一つとして持てる人は持っておいた方がいいという考えです。
やりたいことがあってその時思いとどまっても、また時期を変えて姿を現すものです。
焦る必要はないですが、チャレンジは早い方がいいと思います。
キラキラ起業女子に騙されないと思うあまり、キラキラ起業実態ブログに振り回されていませんか?
慎重になりすぎて、タイミングを逃していたら、それもまたあなたにとって良い情報ではないかも。
・・・なんて思ってしまうのです。